報ステ(福田正博発言より)

福田正博(元レッズFW)がレッズのコーチ就任のために報ステ最後の出演。
今日は日本対ボスニア〜と言うことで解説があった。
福田が何度も言っていたことは「とりあえずシュートを打ちなさい」ということ。
話は飛んで、「日本人はシュートを打たない。打たないことでその責任を負うことから逃げる」という話だ。
「最近の監督は順位が悪いことですぐに更迭されてしまう。チャレンジしろと言っても1度のチャレンジで失敗してすぐに降ろされるようではチャレンジしにくい環境に自然となってしまう。そういう社会だから選手も萎縮してシュートを打てなくなる」と。
さらに「子供のサッカー教室等でも子供は何か失敗を恐れて萎縮している。何か伸び伸びサッカーをしていないのではないかと感じる。」と。
古館さんも混じり政治含め社会全体がそういう風潮にあると言う話になった。
初めは『福田さんたまにはいい話するじゃないか』と思っていたがその後自己嫌悪に陥った。
だってそれ自分のことを言われている気がしたから。
その人生を「萎縮」ととるか「リスクマネジメント」ととるかは非常に難しい。
ただ初めからリスクマネジメントに走っていると考えれば萎縮かもしれない。
極めてリスクを恐れていると言っても間違いではない。
まあ失敗すると這い上がれないような社会に見えるというのは凄くデカイ。


人生それぞれで1回しかない。
1回しかないからこれが難しい。
1回の人生だから失敗したくないというバイアスは強い。
1回の人生だから楽にいこうよという人もいるしそれはそれでいいと思う。


ただ、今の社会では非常に這い上がりにくいと言うことは間違いない。
這い上がりやすければ、それがいいとは決して言えないけど、それでも這い上がりにくいだろうなと思う。
何言いたいかよくわかんないけどそういう社会だから自分もそうやって萎縮して、リスクマネジメントしながら生きてきたと思う。
成功したいではなく、失敗しないように失敗しないように恐る恐るという風に。
ま、まだ社会に出てないからなんともかんとも言えないのが実際のところ。
落ちぶれたら落ちぶれたで何か言い訳するのだろうし、落ちぶれなかったら落ちぶれなかったでそんな社会を享受するのだろう。
ま、落ちぶれないためには目の前の課題をこなすだけだが。
福田総理の言う「子供が夢を持って、老人が安心できる社会」っていうのは一体何なのだろうか。
オレにはよく分からない。



それと昨日新宿駅でテレビで見たことあるへんてこりんな人を見つけた。
http://www.geocities.jp/takeshi_nakazawa1981/
「動く待ち合わせ場所」というダンボールを体中に貼り付けている男なんだが。
おかしな人です。